「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー
「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー


最近知り合いになった方々が口をそろえて絶賛する土井英司さんの本。なんとなく煽りっぽいタイトルで、いままで名前は知っていたのだけれども敬遠していたタイプの本でした。内容的には「人と違うことを」「とことん」やりつくせ! そして「常にプラマイを総合的に考えて良い方法を選べ!」といういうことを主張しているように読み取りました。 ・・・ということはそういうことをやっていない人がターゲット。 なので、著者の主張を読み取ろうとか理解しようという視点ではなく、そういうターゲット層に向けてどのように語りかけることで「売れる本」を作っているのか、という着眼点でこの本を読みました。
 一言で言うと「よみやすい」。 テレビの字幕などでよく色やサイズを変えて強調したりしますが、そんな感じ。本の中で強調したいところを太字にしたり、さらに、上部に○をつけたりなど、全部を読み通す根気のない子に向けての配慮が行き届いているように感じました。
まだまだ私ごときでは読み取り切れていない「工夫」がいっぱいありそうで、こういう視点で非常に楽しみな本だったなと思いました。表紙の色とかちょっとだけ高級そうに見える装丁なども練りに練ったものなのだろうなぁ。


 内容については、言ってしまえば「当然」なことが多いので、納得したり共感したりしたわけですが、中でも一流の人に会え!という主張はすごく共感しました。つい昨日も呑みの席で「理解した気になっちゃうんですよ」という話に対して「じゃぁその道の一流の人に会ってみるといいですよ。そんな判った気になる思い上がりなんていっぱつで吹っ飛びます(あと本質が見えたりしますよ)」なんて話をしたばかりでした。
 「一流」の持つパワー。 やぱり常に肌で感じたいものですよね。土井さんのエリエス・ブック・コンサルティングでの「一流の著者を見つけ出す」一流さにも、もっと触れてみたいものです。


 そんなに時間かかる本でもないので、さくっと一度目を通してみて、この本の内容を当たり前と思えるかすごいことと思えるか、試してみるのもよいのではないでしょうか。

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